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Nゲージ&ジオラマのやり方

Nゲージにカメラを搭載して運転気分

鉄道模型

Nゲージは基本的に、線路を走る様を俯瞰視点で眺めて楽しむものです。しかし現実の鉄道だと、車内から外の風景を楽しむことができます。そんな車内からの視点は、小型カメラを使用すれば実現可能です。現代では小型カメラを入手することが不可能ではなく、Nゲージの内部にも搭載できるスペースはあります。そのため全体のシルエットを崩してしまうという心配はありません。Nゲージは標準のコントローラーで発着やスピードの調整ができるので、運転席にカメラを取り付けると運転気分が味わえます。

そんなカメラを搭載したNゲージは、ただレールを走らせるだけでもスピードを感じられるという魅力がありますが、より現実に近付けるためには周囲の設備にもこだわると良いです。高架をくぐったり特急気分で駅を通過するなど、色々なシチュエーションで工夫をすると楽しみ方の幅が広がるでしょう。また色々な角度から見られるということで、ジオラマを作成する際のモチベーションの高まりにも繋がるかもしれません。

カメラは技術力があれば自分でパーツを用意しても問題ありませんが、最低でも無線で接続する必要があります。そのためカメラとは別に無線用のパーツを用意しなければならず、作業が複雑になりやすいです。そんな時はメーカー製品を使用するのもひとつの手で、定番のNゲージメーカーであるTOMIXがすでに車両とセットで販売しています。標準の配線程度の作業でカメラを搭載でき、スマートフォンに専用のアプリをインストールすることで画面に映像を映し出せる製品です。集電は室内灯など他のオプションと同じようにレールから行う形なので、別でバッテリーを用意する必要もありません。